交際をお断りする理由「ピンとこない」とはどういうことなのでしょうか

いい人なのですが・・・
結婚相談所で、お相手との交際を終了しお断りする際に、多い理由のひとつが「いい人ですが、何か合わない」です。
何が合わないのかを聞いてみても、「なんかピンとこない」と、本人も具体的にはわかっていないようなのです。自分の感情にフィットしないということなのでしょうか。
「ピンとこない」と言われてしまうと、アドバイザーとしてはなかなか打つ手がありません。「ピンとくる」を辞書でひいてみると、
1.直観でそれとすぐに感じとる。 「すぐにピンときた」
2.自分の気持ちに訴えるものがある。「最近の音楽はピンとこない」
(三省堂大辞林より)
直観・感覚に訴えてくる人と婚活で、というか婚活の場だけではなく、日常の出会いの場でも出会うことは、非常にまれだと思いませんか?「ピンとこない」で次にすすめない人は、「この人でいいかどうかわからない。」状態なのではないでしょうか。
この人でいいかどうかはわからない
どういう条件のどういうタイプのどういう暮らし方をしたいと考えている人が自分の求めている人だとはっきりしていれば、「何か合わない」という言葉の代わりに、別の言葉がでてくるはずです。
お相手探しの第一歩として、自分がどういう暮らし方をしたいか、生活スタイルを描くことが大切だと思います。
その上で、それぞれが描いた理想に近づくように、二人で努力できるお相手を探す。これが、まず婚活の第一歩だと思います。